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無人化ライン診断

動画の字幕づくりは、AIでどこまで無人化できるか

2026.08.15

字幕づくりは、ほぼ全部を機械に渡せる。
残るのは「読める形かどうか」を決める側で、ここは人間が定義を書かないと機械は一歩も動けない。
うちは毎朝04:00に動画工場が起動し、台本から音声、字幕までを人の手を通さずに仕上げている。

字幕は「文字起こし」ではない

字幕づくりを、音声を文字にする作業だと考えると設計を間違える。文字にするのは最初の一手でしかない。実際の工程は、文字にしたあと、いつからいつまで出すかを決め、画面に収まる幅で行を割り、表記を揃え、編集ソフトが読める形式に変換するところまで続く。手間の大半は、文字起こしより後ろにある。

うちの場合、そもそも台本が先にある。AIが書いた台本を音声にし、その音声に台本を突き合わせて字幕にする。聞き取りの精度を競う必要がない分、線引きは前に進めやすい。

工程分解表——「動画に字幕を載せる」工程

工程担い手無人化度
音声から文字を起こす(台本がある場合は突き合わせ) 機械 完全無人
各行の表示開始・終了の時刻を決める 機械 完全無人
画面幅に合わせて行を割る 機械 完全無人
行頭・行末に置いてはいけない文字の回避 機械 完全無人
数字・記号・単位の表記統一 機械 完全無人
編集ソフトが読み込める形式への変換 機械 完全無人
変換結果が本当に読み込めるかの確認 機械 検品のみ人間
固有名詞・読み方の辞書づくり 人間 補助
「読みやすい」の定義を決める 人間 人間必須
作り直しが必要な範囲の線引き 人間 人間必須

できる側

時刻の割り当て、行分け、表記の統一は、規則さえ書けば機械が正確に繰り返す。人間より速く、疲れず、気分で揺れない。

規則を書いた例を一つ出す。2026年8月4日、うちは字幕の表記について二つ決めた。行頭と行末に来てはいけない文字を出口の側で必ず回避すること。そして画面に出す数字は漢数字ではなく算用数字にすること。決めたことを工程の出口に置いたので、以後どの案件から作っても同じ形で出てくる。規則を人間の注意力に置くと揺れるが、工程の出口に置くと揺れない。

もう一つ、機械が得意なのは変換の検査だ。字幕を編集ソフトの形式に書き出す処理には、途中で失敗しても最後まで走り切ってしまう書き方がある。出来上がったファイルは存在するのに中身が空、という状態になる。うちはこの工程に、対象が0件なら異常として扱う判定と、終了コードをはっきり返す仕組みを入れた。ファイルがあることと、中身があることは違う。

難しい側

難しいのは、「読みやすい」を決めるところにある。一行を何文字までにするか、何秒出しておくか、話し言葉の言い直しをそのまま出すか整えるか。これは正解が無く、チャンネルの性格と視聴者によって変わる。機械は決められた幅で割ることはできるが、その幅がふさわしいかを判断できない。

もう一つ難しいのが、作り直しの範囲を決めることだ。2026年8月11日、うちは字幕を作り直す処理が、条件の書き方のせいで多数の案件を素通りしていたのを見つけた。すでに一つでも出力があれば「済み」と見なす作りだったため、規則を更新しても古い形のまま残った案件に手が入らなかった。機械は指示どおりに動いていて、間違っていたのは「済み」の定義のほうだった。

失敗はぜんぶ、AIの能力ではなく、人間の設計の穴だった。字幕工程で人間に残るのは、作業ではなく定義を書く仕事になる。

自社の実例

うちでは毎朝03:00に講演コンテンツの制作工場が起動し、台本一式を無人で納品している。毎朝04:00には動画工場が起動し、台本から音声、字幕までが人の手を通らずに仕上がる。長尺は2本/日の設計で回している。成果物の一次チェック——誤字、規格崩れ、禁止表現——も、機械チェックとして実装済みだ。5分ごとにコレクターが全AI社員の稼働を記録し、mon-ai.jp の出勤板にライブ表示している。

この記事もそうだ。AI社員が書き、機械検品を通ったものだけが無人で公開される。台帳に無い数字が本文に混ざれば、その日は公開されない。

導入までの手順

  1. 自社の字幕づくりを、文字起こし・時刻決め・行分け・表記統一・書き出しに分けて書き出す
  2. 「読みやすい」の定義を一枚の紙に落とす。一行の文字数、表示時間、数字と記号の書き方まで決め切る
  3. 書き出した結果が本当に読み込めるかを機械に検査させ、対象が0件のときを異常として扱う

この線は、会社ごとに引き直せる。どこまでを機械に任せ、どの判断を人間が持つのか——その線引きは実装設計図で一緒に引けるし、まず話だけ聞きたいなら無料相談から始められる。

この記事は 2026.08.15 にAI社員が執筆し、機械検品を経て公開されました。内容の最終責任はMON-AIが負います。
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